突然お湯が出なくなった！給湯器が動かなくなった時の対処法

【突然お湯が出なくなった！給湯器が動かなくなった時の対処法】

突然給湯器が動かなくなってしまうと、冷たい水での生活を余儀なくされます。

そんな緊急時に知っておくべき対処法を紹介します。

ガス臭くないか確認

まず最初に、ガス漏れの疑いがありますので、ガス臭くないか十分確認してください。ガス臭いときは復帰の操作をしないですぐにガス会社へ連絡してください。

電源の確認

次に、給湯器の電源が入っているか確認しましょう。ブレーカーが落ちていないかもチェックしてください。これらが問題なければ、給湯器自体のリセットボタンを押してみましょう。時にはこれだけで問題が解決することがあります。

コンセントを抜く

次に、給湯器のコンセントを抜いて10分ほど放置してから、コンセントを差し直しましょう。

コンセントを一時的に抜くことで基盤がリセットされ、正常に作動することもあります。

『給湯器以外のガス機器も使えない場合』

ガスメーターの赤ランプの確認

他のガス機器も使用できない場合はガスメーターの赤いランプが点滅していないか確認してください。

ガスメーターは

a:ガスを長時間使用したとき　b:地震を感知した時（何か当たった際に誤作動するケースもある）　

c:ガスの圧力に異常が発生しているとき　d:ガス漏れの疑いがあるとき

これらの際に安全のため遮断されます。

a や b が原因であれば、以下の手順で復旧が可能です。

すべてのガス機器を止めた上で、

①復帰ボタンのキャップを手で左に回し、キャップを外してください。

②復帰ボタンを奥までしっかり押して、表示ランプが点灯したらすぐに手を離します

（復帰ボタンが元に戻り、赤ランプが再点滅します。）

③このまま約３分間待ってください。３分経過後に、再度ガスメーターをご確認頂き、赤ランプの点滅が消えていれば、ガスが使えます。

この手順で復旧しなければ　c　や　d　の原因が考えられます。

この場合は、速やかにガス事業者へ連絡の上、点検を受けて下さい。

上記の確認後、ガスメーターの異常もなくまだ給湯器が使えない場合は、給湯器自体に問題がある可能性が高いです。給湯器の寿命は10年前後と意外に短いので交換の時期が来ているかもしれません。

給湯器のトラブルは、日常生活に大きな影響を与えるため、早急に対処することが重要です。定期的なメンテナンスを行い、突然のトラブルを防ぐことも忘れずにしましょう。